本の断捨離で気絶した、ミニマリストになりたい女性

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先日、ある30代の女性が本の断捨離をしていたときの体験談を話してくれました。

「全ての本を本棚から出して、一つ一つ手に持ち、とっとくものを選んでいたら、ワタシ気絶みたいに気を失っちゃって、しばらくその場で眠ってたんです!」

これはいったい、どういうメカニズム!?断捨離中に気絶のように眠ってしまうヒト、必見です。

なぜ、片付けをしていたら気絶する?

みなさまも、このような経験がありますか!?

私は今のところ本の断捨離中には無いのですが、なんとなく彼女の体験した感覚はわかります。

例えば、こんなときに気絶みたいに意識を失いそうになったことがありました。「見たくないものを見そうになった時」とか、「知りたくない情報にリーチしそうになった時」とか、「自分の成長にまつわることを目の前に突きつけられた時」などです。

精神科医が主人公のドラマなどで、そういうシーンよくありませんか!?

主人公の謎の過去を探ってゆく物語なんだけど、途中で重大なことに気づきそうになると、気絶したり、パニック症状を起こしたり、呼吸困難になったりする場面、よくありますよね!

あれと同じ原理で、普通の人も「自分の本当の気持ち」を見つけそうになったり、「過去の辛い出来事を思い出しそうになったとき」などに、気を失ってしまうことあるんですよね。

このメカニズムは、ようするに「臭いものにはフタをしておきたい」という人間の性からきています。

現実に直面して、対応してゆくのって、けっこうエネルギー使いますものね。。。

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よりによって断捨離中に、なぜ

その30代の女性は、ちょうど人生の転換期にいるようです。ずっと携わってきた仕事を手放し、結婚してからもずっとできる仕事の形態を模索している最中です。

若い頃は、やみくもに興味があることに手を出して、がむしゃらに勉強しようとすることもあります。でも、それら全てが「自分の本当に好きなこと」であるわけではありませんよね。

「自分にとって重要なこと」にフォーカスしてゆくためには、がむしゃらとか、やみくもから這い上がって、一筋の光を摑み取らなくてはなりません。

その作業が、彼女にとっては「本の断捨離」と関連していたようなのです。

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いろいろな勉強の本やテキスト

人生の岐路にたち、これから何をやりたいのか?考えていた彼女。

これまで、簿記会計、アロマやハーブ、カウンセリング、など色々なことを通信で学んだり、 本を買って自主勉強したりしてきました。

それらの中には、まったく手を付けていないものも含まれています。

実際にある程度まで勉強し終わって、そのときに「あ、これはやはり自分には合わないな」とか、「やりたいことでは無かったな」などと、後から気づいて辞めてしまうのなら、何の感情も残らないと思います。

彼女の場合は、まったく手付かずのテキストブックもあれば、「いつかは勉強しよう」と思ってまったく読まずにとってあった専門書などがけっこう本棚に残っていた。

本棚の中から本類を全部出して山積みにし、一つ一つ手のひらで包み込んでみると、「何も感じない」「トキメキもしない」専門書やテキストばかりだったんです。

これまでずっと「自分の好きな事」だと思い込んでいたし、「いつかは読んで勉強するぞ!」と頭では考えていたから、長年とっておいた本たち。

ほんとうは、全然ときめかないモノだったんです!

。゚(´Д`゚)゚。

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「いつかは」と「そのうち」はお化けのようなもの

「いつかは」と「そのうち」は永遠にやってこない。。。

憶えておきたい、格言でございます。

たとえば、去年は人生の岐路にたっていたけれど、どう生きてゆくか決まった『後』だったら、本の整理をしていて、まったく読んでもいない「いつかは」読もうとおもってた専門書が出てきたとしても、気絶などしないでしょう。

今の彼女は、お悩みの「まっただ中」だったために、そのような現実を目の前に突きつけられてしまったから、本の選別中に気絶してしまったのではないでしょうか。

これまで持っていた「私はこういうことに興味があってこういうのが好きな人」という自分に対する認識が、根本からくつがえされてしまったのですから、気を失ってもしかたがありませんね。

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いつかは勉強しようと思ってたテキストは全捨て!

ときどき本棚を見回していると、ふと「お役目が終わったな」と感じる本が目に入ってくることがあります。そんな本が見つかったら、処分する本を入れるコーナーに置き直します。

でも、読んでもいないのに、どうしても手放すことを躊躇してしまう本もありますよね。

特別な内容の専門書だったり、勉強に関することが書いてある本だと、なおさらです。

けれども、「いつかは勉強したい」と思ってとってあった『英語のテキストブック』とか、いつかは学び直したいと思っていた『資格認定の教科書』などは、速攻で断捨離!

そうすることで得られることがあるからです。

それは、「本当に学びたい事」が見えてくる!ってこと。

それから、「本当に学ぶべき事を掘り下げよう」という気持ちが高まるから。

「いつかは本」を手放せば、思考の断捨離までできてしまうのですね!

そして、本当に好きなことに焦点をピッタリと合わせることができる!なんて、素敵なことなんでしょう!

ちなみに。。。

ほんとうに、ほんとうに、好きなことだったんだ!と、あらためて気づいた場合、またお金を払って同じ本や似た本を買えばいいのです。

一度捨てた本をまた買うのはバカバカしいかもしれませんが、そうでもしなければ本当に自分にとって大切なことがわからなかったのですから、有意義なことだったといえるのではないでしょうか!?

とはいえ。。。

おそらくですが、2度目に買うことはほんとうにまれ(というかたぶんない)でしょう(笑。

(o´ω’o)

あぁ、賢人にあこがれるなぁ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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